安全で快適なトレッキングをするための便利アイテム

安全で快適なトレッキングをするための便利アイテム

トレッキングは何事もなく順調に終わると、心身ともにリフレッシュされる快適なスポーツです。

 

しかし、トレッキングの途中で危険に遭遇したりケガをしたり、また何か不便さを感じたことはありませんか?

 

今回はトレッキングをより安全で快適にするために、基本的な道具以外のいくつかのアイテムを紹介したいと思います。

 

すべてを1人で持っていけませんので、複数人の場合は分担して持って行ったり、日程・行先・目的などに合わせて必要な物から優先して持って行きましょう。

 

また、すべてスポーツ専門店で買う必要はなく、100円均一の商品でも十分に間に合うものがありますので、店頭で確認して選んでください。

 

危険やケガなどの対策アイテム

 

ポイズンリムーバー(吸引器)

 

山の中には遭遇すると危険な動物や昆虫がいっぱい生息しています。

 

動物ではクマ・イノシシ・サル・マムシ・ヤマカガシ・ハブなど、昆虫ではスズメバチ・アシナガバチ・ブヨ・アブ・マダニ・ムカデなど、あげたらきりがないですね。

 

その中でも毒性のある動物や昆虫に噛まれたり刺された場合に、応急処置として毒を体外に出すための簡易道具がポイズンリムーバーです。

 

特に5月〜9月の初夏から夏にかけては、これらの生物の行動が活発になりますので、必須のアイテムです。

 

クマ撃退スプレー

 

価格的には少し高いですが、命には代えられません。

 

クマに襲われたときに、至近距離(3m以内)からクマの顔にめがけてスプレーを噴射し、クマを撃退します。

 

クマの出没地域ではザックの奥にしまっておかずに、ポケットやウエストバッグなどに入れて、いつでも取り出せるようにしておきましょう。

 

アウトドア用救急セット

 

何らかの原因で負傷した場合に、簡易で手当てができる救急セットになります。

 

山の中には近くに病院がありませんので、もしもの場合はこれで応急処置をして、助けを呼ぶかあらためて病院に行ってください。

 

ホイッスル

 

使い道としては2つあって、クマ鈴と同様にクマにこちらの存在を知らせる目的。

 

もう1つは、仲間とはぐれてしまったときや遭難をした場合に、周辺の人に自分の存在を知らせるためのものです。

 

サポーター

 

転倒や滑落などで足腰や手を負傷し、通常の状態では歩けなくなった場合に、その箇所をサポートするために使用します。

 

またトレッキングのスタート前から、既に何らかの違和感を感じていたり、疲労性の関節痛や筋肉痛が予測される場合にも使用します。

 

ライター

 

寒さ対策として火をおこしたいとき、遭難して自分の居場所を火や煙で知らせたいとき、また暗いときのライト代わりなどで使います。

 

小さい物ですので、タバコを吸わない人でも、常時ザックに入れておきましょう。

 

サバイバルシート

 

冬山や寒い山中で道に迷ったり遭難したりして、山中で一晩を過ごさなければならなくなったときには、必須のアイテムです。

 

身体をくるんだり、地面に敷いたりして、体温低下を防ぐ役割をします。

 

モバイルバッテリー

 

電波がきてない所もまだありますが、携帯やスマホは非常時での緊急連絡には欠かせないものです。しかし、緊急連絡はほとんどが1回では済まずに、数回の連絡が必要になる場合がほとんどです。

 

またGPSの位置情報も、電気が残っていてこそ機能を発揮します。

 

緊急時に電気が切れたり、電気施設のないテント泊などの場合には、絶対に必要なアイテムになります。

 

ヘッドライト

 

野外でのテント泊や、日帰りトレッキングの予定が、何らかの事情で日没までに下山できなかったときに使用します。

 

夜の山道は道に迷う可能性が非常に高いので原則は歩きませんが、どうしても歩かなければならない事情がある場合には、必ず必要になります。

 

また昼間でも、洞窟や廃墟化したトンネルなどに入る場合には必要ですね。

 

トレッキングを快適にする便利アイテム

 

ソーラー充電器

 

何日間も山中で過ごさなければならないときには、モバイルバッテリーでは不足します。

 

昼間の日照時間中に充電し、夜間に他の機器に充電すれば何日でも使えますので、普段でも便利なアイテムになりますね。

 

携帯ゴミ袋

 

山で出たゴミは自分で持って帰るのがマナーです。

 

普通のゴミ袋でも構いませんが、かさばらずに持っていきたければ、よりコンパクトになった別売りの携帯ゴミ袋があります。

 

お弁当や携帯食などは最初から携帯ゴミ袋に入れて、食べ終わったらそのゴミ袋に入れて持ち帰りましょう。

 

耳栓

 

山小屋やテントの中は防音もされていませんし個室でもありません。屋外の物音や隣の人のいびきなど、また環境も違いますからなかなか眠れないときがあります。

 

翌日もハードなトレッキングで朝が早いときなどは、焦ってなかなか寝付けないときもありますね。少なくても音だけは遮断して、静かに寝たいものです。

 

ゴム手袋

 

手袋は冬場には必要なアイテムですが、それは主に防寒用ですね。ゴム手袋は年間使う手袋として便利なアイテムです。

 

夏場の紫外線の強いときには紫外線対策として使い、岩場や鎖場などでは手が滑るのを防いでくれます。

 

また天然素材の手袋と違って、雪や雨に濡れても中まで染みてきません。

 

セームタオル・マイクロタオル

 

通常のタオルはかさばって、機能的にもトレッキング用としては向いていません。セームタオルやマイクロタオルは繊維が細かく、吸水性と速乾性に優れています。

 

軽くてコンパクトな大きさですので、小さく丸めてザックに入れることができ、また壊れやすい物の緩衝材としても使えます。

 

アウトドアナイフ(マルチツール)

 

いわゆる多目的な機能を備えているナイフですね。

 

一つザックに入れておけば、いろんなシーンで使えますので、大変便利なアイテムであると言えます。

 

携帯浄水器

 

日帰りのトレッキングでは水は持参した量で足りますが、野外宿泊計画のトレッキングでは必要な水をすべて持って行くことはできません。

 

トレッキングにおいて、水は水分補給や調理などに必要不可欠で、生命にもかかわる貴重なアイテムです。

 

山の水は煮沸して飲めばまず大丈夫ですが、それでは時間もかかりますし煮沸する燃料も必要になります。

 

ですので、山中の水飲み場や湧水・渓谷水などを携帯浄水器で濾過すれば、精神的にも安心できてすぐに飲めますね。

 

ウォーターキャリー

 

山中で飲み終えたペットボトルを捨てることはできませんし、空になった水筒の体積は変わりませんね。

 

そんなときに便利なのが、超軽量でしかも飲み終わったあとに小さくたためるウォーターキャリーです。

 

ハイドレーションシステム

 

ハイドレーションシステムとは、水筒にビニール製のチューブをつなげて、水筒はザックに入れたまま水分補給ができるシステムです。

 

通常の水分補給の場合は、一度立ち止まってザックに入れた水筒を取り出さないといけません。

 

せっかく調子よく歩いているときに、いちいちザックを肩からはずして水分補給するのは面倒くさいですよね。

 

このシステムだと、立ち止まらず歩きながらチューブの口から簡単に水分補給ができます。

 

折りたたみ式携帯マット

 

このマットはコンパクトな大きさで4つ折りになっています。

 

雨が降っていたり雨上がりの日に、腰を下ろしたいときベンチや地面が濡れていると、ズボンが濡れて嫌ですよね。

 

また岩場などで休憩や食事をするときに、直接座ると冷たさやゴツゴツ感が伝わったりもします。このマットがあると座る場所を気にせず、また一時的な虫よけにもなります。

 

ザックカバー

 

ザックに簡単に取り付けられるレインカバーです。雨降りのトレッキングや突然の雨などで、ザックの中に水が入り込むのを防ぎます。

 

軽くてコンパクトに収納できますので、常時ザックに入れておいたほうが安心です。

 

テープ付きクリアパック

 

ザックから物をとりだすとき、なかなか探しだせずにイライラするときがありませんか?

 

クリアバックですので、ザックに物をしまうとき用途別に整理して入れておくと、すぐに見つけることができます。

 

またテープ付きだと、仮に突然の雨でザックに水が入っても、クリアバッグの中の着替えなどが濡れることもありません。

 

トレッキングは自然とふれ合う楽しいスポーツですが、自然が相手ということもあり、反面、危険や不便さとも隣り合わせになります。

 

その危険や不便さを無くしたり軽減するために、事前に便利グッズを準備してトレッキングをより快適に過ごしましょう。


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